姫路市の在宅療養・停電への備え
難病患者等向けの非常用電源購入助成は、買う前の申請が必要です。発電機とポータブル電源の助成基準額は8万円、カーインバーターは5万円。対象の受給者証を持ち、在宅で電気式医療機器を常時使う人が対象です。
- 申請の順番
- 申請→決定・助成券→購入
- 一般世帯の負担
- 基準額の1割+基準額を超える分
- 相談先
- 姫路市保健所予防課 079-289-1635
2026年11月2日確認。対象者の条件がある制度です。購入後の申請にしないよう、先に窓口へ相談してください。
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対象になる人は? 受給者証と在宅での常時使用を確認
助成を受ける年度に姫路市に住み、申請時点で次の両方を満たす人が対象です。
- 指定難病特定医療費受給者証、または小児慢性特定疾病医療費受給者証を持っている。
- 在宅で人工呼吸器・酸素濃縮器・電気式たん吸引器を常時使用している。
医師の意見書が必要です。市の様式には、人工呼吸器・酸素濃縮器は1日12時間以上、電気式たん吸引器は1日8回以上を使用頻度の目安とする記載があります。
入院中・障害者施設等に入所中の人、睡眠時無呼吸症候群等でCPAPを使用している人は対象外です。障害福祉サービスで非常用電源装置の支給対象となる人も、この難病患者等向け事業の対象から除かれます。
申請者は18歳以上なら対象者本人、18歳未満なら保護者です。書類の提出は代理の人でもできます。
基準額は8万円・5万円。 機器には性能要件がある
一般家庭向けの電源を誰でも買える助成ではありません。医療機器に必要な電力などをかかりつけ医等に相談し、対象となる製品か確認してから見積書を用意します。
| 対象用品 | 主な性能要件 | 助成基準額・助成の間隔 |
|---|---|---|
| 正弦波インバーター発電機 | ガソリン・ガスボンベ等で作動し、定格出力850VA以上。本人か介助者が容易に使用できるもの | 8万円/10年に1回 |
| ポータブル電源(蓄電池) | 放電後に外部電源から充電でき、正弦波交流出力・定格出力300W以上。容易に使用・運搬できるもの | 8万円/5年に1回 |
| DC/ACインバーター(カーインバーター) | 自動車用バッテリー等の直流を正弦波交流に変換し、定格出力300W以上。容易に使用できるもの | 5万円/5年に1回 |
対象者1人につき購入できる用品は1つです。疑似正弦波(矩形波・修正正弦波)の製品は対象外。特に海外製品は日本語の取扱説明書とPSEマーク等、市の要件を確認する必要があります。
金額は市の2026年11月2日更新ページ、2026年4月1日改正の実施要綱、申請様式を照合しました。古い紹介記事の金額ではなく、申請時の市の案内を使ってください。
いくら自己負担? 8万円・10万円で買う場合の計算
一般世帯(市町村民税課税世帯)は基準額の1割が自己負担です。基準額を超えた購入費も自分で負担します。基準額8万円が、そのまま全額もらえる意味ではありません。
10万円のポータブル電源を買う例では、一般世帯の自己負担は2万8,000円です。式は「10万円−8万円+8万円×10%」。助成分は7万2,000円になります。
| 一般世帯の購入例 | 自己負担の計算 | 助成分 |
|---|---|---|
| 8万円のポータブル電源 | 8万円×10%=8,000円 | 7万2,000円 |
| 10万円のポータブル電源 | 超過2万円+8,000円=2万8,000円 | 7万2,000円 |
| 5万円のカーインバーター | 5万円×10%=5,000円 | 4万5,000円 |
市町村民税非課税世帯・生活保護受給世帯は、基準内の自己負担は0円です。ただし、基準額を超える購入費は別途負担となります。実施要綱第5条は、自己負担額に加えて基準額を超える差額を負担すると定めています。購入額が基準額を下回る場合も含め、正式な自己負担額は決定通知・助成券で確認してください。
燃料、カセットガスボンベ、エンジンオイル、点検・整備など、維持に必要な費用は助成対象外です。
申請に必要な6点と、購入までの順番
- かかりつけ医等に相談し、必要な電力・適した製品を確認する。
- 販売店の見積書と医師の意見書などをそろえ、保健所予防課へ申請する。
- 市の決定通知と助成券を受け取る。
- 助成券に書かれた販売店で購入し、選んだ支払方法で請求手続きをする。
申請時の書類は次の6点です。市の様式一式PDFを開くと、申請書・医師意見書・見積書・請求書等を確認できます。
- 購入費助成申請書(様式第1号)
- 医療受給者証の写し
- 医師の意見書(様式第2号)
- 購入予定製品の見積書(様式第3号)
- 製品のカタログ・チラシ等
- 世帯全員の非課税証明書、または被保護世帯証明書(該当する人のみ)
説明を家族と共有するには、市の制度リーフレットPDFも使えます。
償還払いと代理受領は|先に支払う金額が違う
| 方法 | 購入時の支払い | その後の手続き |
|---|---|---|
| 償還払い | 自己負担分を含む全額を販売店へ支払う | 本人が請求書(様式第10号)と領収書等を市へ提出。自己負担額を除いた助成金を受け取る |
| 代理受領 | 本人は自己負担額を販売店へ支払う | 請求書兼代理受領委任状(様式第11号)と助成券を販売店へ渡す。販売店が市へ助成分を請求する |
例えば一般世帯が10万円の対象ポータブル電源を買う場合、償還払いではいったん10万円を支払い、代理受領では自己負担2万8,000円を支払う計算です。代理受領を使いたい場合は、見積もり時に販売店と市へ確認しておくと、支払いの準備ができます。
医療機器へ直接つながず|使い方も事前に相談
市は、非常用電源を医療機器へ直接つなぐと故障する可能性があると注意しています。専用の外付けバッテリーを充電してから使用するなど、適切な対策が必要です。
特に市販のポータブル電源やカーインバーターの多くは、精密医療機器での動作を保証していないという注意もあります。「助成対象だから直接使える」と判断せず、選ぶ段階からかかりつけ医等に相談してください。
相談・提出先は保健所予防課3階
| 窓口 | 姫路市保健所予防課(難病担当)/保健所3階 |
|---|---|
| 所在地 | 姫路市坂田町3番地 中央保健センター3階 |
| 受付 | 平日9:00〜17:00(土日祝・年末年始を除く) |
| 電話 | 079-289-1635 |
| 公式案内 | 対象条件・最新様式・問い合わせフォーム |
申請は保健センター等では受け付けていません。訪問する前に保健所予防課へ連絡し、受給者証・使っている機器・購入予定品・希望する支払方法を伝えると確認が進みます。
次にすることは、購入ボタンを押す前に、市へ対象条件と書類を確認することです。停電や避難の情報を受け取る備えには、ひょうご防災ネットのメール停止中に使えるアプリ・ウェブサイトの案内もあわせて確認してください。
出典:姫路市公式案内、実施要綱、申請様式、リーフレット(2026年11月2日確認)。自己負担例は市の基準額と計算式から算出しています。
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