但馬高原植物園は、香美町の森と湿原で、秋の山野草を探しながら歩ける花名所です。リンドウやシュウメイギクなどの花期を手掛かりに、庭の花、水辺の小さな植物、和池の大カツラを組み合わせて楽しめます。一面の花畑を見るより、植物の形を近くで観察したい日に向いています。
2026年9月26日のお知らせに、日付付きの「おすすめ植物」マップがあります。以下は10月6日に確認した情報です。マップは9月26日の案内、花図鑑は季節の花期の目安で、10月6日の開花率や満開を示しません。出発前に新しいマップと営業のお知らせを確認しましょう。
リンドウとシュウメイギクは、形と花期を見比べる
公式図鑑のリンドウの花期は9月下旬〜11月中旬。紹介写真では、青紫の花が筒のように立ち上がり、先が開いています。細くとがった葉と花の輪郭が見分ける手掛かりです。この期間に行けば必ず咲いている、という当年の保証ではありません。

シュウメイギクの図鑑上の花期は9月上旬〜10月中旬。写真の白い花は横に大きく開き、中心の緑や黄色が目立ちます。リンドウの縦長の輪郭と比べると、同じ秋の山野草でも見え方が違います。公式図鑑では、花びらに見える部分は萼(がく)と説明されています。

9月26日のマップから、庭と湿原の歩く範囲を選ぶ
マップの番号1はアケボノソウ、3はオタカラコウ、5はシロヨメナ。アケボノソウは四季の庭付近や池の周り、オタカラコウは水辺と瀞川平湿原側、シロヨメナは水辺の小道付近にも記載があります。番号と写真を対応させると、庭の周りで探すか、湿原まで足を延ばすかを決めやすくなります。

オレンジ色の線は和池の大カツラへの順路です。花の番号とは役割が違うので、植物を探す場所と大カツラへ進む道を分けて見ましょう。マップには車道から大カツラへは行けない注意があります。入口から園内の順路を使い、現地では新しい案内を優先してください。
日付付きのおすすめ植物は、図鑑の一般的な花期より具体的な手掛かりになります。ただし、その花が訪問日にも同じ状態で残っているとは限りません。入口で案内を確認し、見たい植物と歩ける範囲に合わせてコースを選びましょう。
入園料・営業時間と、歩く前に知っておく条件
- 営業期間
- 4〜11月は無休、12〜3月末は冬季閉園の案内。
- 時間
- 9〜17時。入園受付の締切は確認した営業欄に別記がないため、遅い到着は窓口へ確認してください。
- 入園料
- 大人520円、高校生420円、小中学生100円。未就学児の料金は確認した欄に明記がありません。
- 駐車場
- 無料。混雑時の空きは保証されていません。
- 所在地
- 兵庫県美方郡香美町村岡区和池709。
- 問い合わせ
- 植物園の窓口:0796-96-1187。
出典:運営者の料金・時間案内、施設所在地・連絡先(2026年10月6日確認)
車いすでの入園はできないと公式に案内されています。自然植物園のためバリアフリー機能がなく、安全を考慮した入園制限です。雨の日は滑りやすい注意もマップにあります。足元に合う靴を用意し、平坦な舗装路だけで散策できる施設として予定を立てないでください。
出典:植物園のバリアフリー案内、園内マップの注意事項(PDF)
ペットの入園は可能で、大きさを問わず1匹300円の施設管理料が必要です。人の入園料と分けて考えましょう。ドッグランは別の利用条件があるため、ペットの入園料だけで使えるとは限りません。公式のペット同伴案内とドッグランのお知らせで利用条件を確認してください。
車は国道9号へ。公共交通はバスとタクシーを組み合わせる
大阪・神戸方面から車で向かう公式経路は、八鹿氷ノ山ICから国道9号を鳥取方面へ進み、「兎和野口」を左折します。姫路方面は播但連絡道路・北近畿豊岡自動車道から同ICへ。鳥取方面からは国道9号を東へ進み、兎和野口を右折する案内です。
公共交通は、JR八鹿駅から全但バスで「福岡ハチ北口」へ行き、その先を全但タクシーに乗り継ぐ公式案内です。植物園入口までバスだけで行ける経路として案内しません。帰りのタクシーとバスの接続も先に確認しておきましょう。
全但バスの現行案内は2026年10月1日改正の時刻表です。運行日や帰り便は公式の路線バス時刻表へ、乗り継ぐ車の手配・料金は全但タクシーへ確認してください。バス・タクシーの費用は入園料と別で、車の空きや接続を保証する情報ではありません。
冬の体験営業は終了。水の提供休止も確認する
運営者は2026年9月17日、かまくらレストラン、かんじき体験、ペットとの雪上散策を含む冬季営業を終了すると告知しています。春から秋の営業は継続する案内です。以前の観光ページやサイト下部に残る冬の紹介だけで、次の冬に予約できるとは判断しません。
出典:冬季営業終了のお知らせ。春〜秋の植物園営業と冬の体験終了を区別。
森歩きでは、和池の大カツラや湿原の水辺も見どころです。一方、お知らせでは「カツラの千年水」の自動販売機、飲料、料理等での提供を当面休止しています。木や水の景観を楽しむことと、水を飲んだり料理で味わったりできることは分けて計画しましょう。再開は公式のお知らせで確認できます。
情報確認日:2026年10月6日。アイキャッチは花と森を描いたイラストで、現地の当日の開花写真ではありません。

