大山参道市場は、鳥取県大山町の大山寺参道にあるモンベルが手がける「山の駅」です。2018年の大山開山1300年を機にオープンした施設で、大山周辺の特産品が揃うお土産売場と、鳥取県産の小麦「大山こむぎ」を使った自家製パンが自慢のBakery & Cafe SANDO(ベーカリーカフェ サンド)が併設されています。隣にはモンベル大山店もあり、大山登山や大山寺参拝の行き帰りに立ち寄るのにぴったりのスポット。播磨エリアからは中国道・米子道経由で約2時間半〜3時間、米子ICから大山観光道路を上って約20分の場所にあります。
アクセス・駐車場
大山参道市場は大山寺の参道沿い、博労座駐車場のすぐ近くにあります。施設専用の駐車場はありませんが、目の前の県立大山博労座駐車場(約600台)が利用可能です。夏季は無料、スキーシーズンのみ有料(1,000円/日)となっています。
播磨エリアからは、播磨自動車道→中国自動車道→落合JCT→米子自動車道→米子ICと走り、県道24号線(大山観光道路)を大山方面へ約20分で到着します。2022年に播磨自動車道が全線開通したことで、姫路方面からのアクセスが以前より約20分短縮されました。
外観

石積みの柱と木造の建物が山の雰囲気にマッチした外観です。正面には「大山参道市場 mont-bell FRIEND MARKET」の看板があり、左手にはBakery & Cafe SANDOのメニューボードが置かれています。階段を上がった先がエントランスで、バリアフリー用のスロープも完備されていました。

入口横にはBakery & Cafe SANDOの案内看板。「モンベルプロデュースのベーカリーカフェ。地元の食材を使用したお料理と自家製焼き立てパンをご賞味ください」と書かれていました。営業時間は通常10:00〜18:00(L.O.17:30)で、4月最終週〜11月上旬の土日祝のみ8:00からの早朝営業もあります。

大山参道市場のすぐ隣にはモンベル大山店があります。2008年にオープンした中国地方初のモンベルショップで、登山ウェアや靴、テントなどアウトドア用品のフルラインナップが揃っています。クライミングウォールも併設されていて、登山前の準備はここで完結しますね。
館内・お土産売場

館内に入ると、天井が高く木の梁が印象的な開放感のある空間が広がっています。手前が特産品・お土産の売場、奥にBakery & Cafe SANDOのカフェスペースとパンコーナーがあります。木のぬくもりを感じる落ち着いた雰囲気で、登山後の疲れた体にはありがたい空間です。

特産品売場には大山周辺の食品やお菓子、地酒、調味料などが並んでいます。大山Gビールや白バラ牛乳の関連商品、大山ハムのソーセージ、名和みそなど地元ならではの品揃えが充実していました。モンベルのフレンドマーケットとして、全国のモンベルクラブ会員がポイント加算できるのも特徴です。

雑貨コーナーには大山オリジナルデザインのTシャツやタンブラー、ポストカード、大山Gビールのボトルなどが並んでいます。大山限定のモンベルグッズもあり、アウトドア好きへのお土産にちょうど良さそうでした。
メニュー・料金
昨今の物価高騰で価格改定が頻発しているため、記事に記載されている料金は参考程度でお願いします。

Bakery & Cafe SANDOのメニューは、フードメニューとして大山スープセット1,080円、ビーフシチュー1,700円(自家製パン付き)、ガパオライス1,200円、大山チキンカレー1,300円(大山どり使用・モンベルオリジナルレシピ)、キーマカレー1,100円があります。サイドメニューの大山ハムのソーセージ盛り合わせ(980円)は大山Gビールとの相性も抜群。フードメニューにはセットドリンク(+300円)を付けられ、白バラ牛乳や有機コーヒー、とっとり紅茶などから選べます。
スイーツはくちどけブリュレ、グラン・ショコラ、アールグレイブラウニーが各600円、プレミアムミニソフトクリーム390円。ドリンクは有機コーヒー420円、カフェラテ500円、白バラ牛乳350円、ミルクココア500円、大山Gビール(ヴァイツェン)880円などが揃っています。
自家製パン

SANDOの一番の魅力は、大山山麓で育てられたブランド小麦「大山こむぎ」を使った自家製パン。毎朝店内で焼き上げており、窓際にずらりと並ぶパンの光景は圧巻です。食パン、クロワッサン、アップルパイ、オリジナルクッキーなど種類も豊富でした。

「大山こむぎ」は鳥取県産のブランド小麦で、大山の火山灰が堆積したミネラル豊富な黒ボク土壌の畑で育てられています。かつて鳥取県では約30年間にわたり小麦の収穫量がゼロだったそうですが、2010年に始まった「大山こむぎプロジェクト」で復活しました。もっちりとした食感と噛みしめるほどに感じる小麦の甘みが特徴です。大山あんぱん、塩パン、トマト・キノコピザなどにこの小麦が使われています。

SANDOの看板パンともいえる「抹茶クリームパン」(300円)と「みそパン」(230円)。抹茶クリームパンは大山産の抹茶「青輝」を贅沢に使った特製クリームパン。みそパンは大山で120年以上続く老舗「塩谷糀味噌」の名和みそを使った逸品で、甘じょっぱい味噌の風味がくせになります。


大山こむぎを使った大山あんぱん(210円)は素朴な見た目で黒ゴマがアクセント。ほかにもよもぎあんぱん、クリームパン、シナモンロールなど定番パンがずらり。午後になると売り切れてしまうことが多いそうなので、パン目当ての方は早めの訪問がおすすめです。


ベーグルも充実していて、抹茶ベーグル(320円)、ほうじ茶ベーグル(280円)、チョコベーグル(250円)、ブルーベリーベーグル(240円)など。ベーコンポテトピザ(260円)やアップルパイ(350円)も美味しそうでした。白ぱん(110円)やコーンマヨパン(190円)、メロンパン(210円)といったお手頃なパンもあり、いろいろ選んでシェアするのも楽しいですね。

角食パン(1斤290円)はずらりと並んでいて、白バラの生クリームやバターを練り込んだ贅沢な仕上がり。大山ソーセージロール(320円)やオリジナルクッキー(350円・400円)はお土産にもぴったりです。
実食レビュー

SANDOはセルフサービス形式で、先に席を確保してからレジで注文するスタイルです。一人一品以上の注文がルールで、大山参道市場で購入した商品の飲食はカフェスペースでは遠慮してくださいとのことでした。


カフェスペースは天井が高く木の温もりが感じられる居心地の良い空間です。大きなガラス窓から大山寺の参道沿いの町並みが見え、のんびりとした時間が過ごせます。窓のロゴ文字越しに見える権現だんごの看板もいい風情ですね。

今回はソーセージパン、みそパン、アイスミルクココアを注文しました。ソーセージパンは大山ハムのパリッとしたソーセージがもっちりした生地と好相性。みそパンは外側がカリッと、中はふわっとしていて、味噌の甘じょっぱさが絶妙でした。白バラ牛乳を使ったミルクココアは濃厚でまろやかな味わいです。

ベーコンエピもいただきました。外はパリッ、中はもちもちで、ベーコンの塩気とパン生地の小麦の甘みが絶妙なバランス。大山こむぎならではのもっちり感が際立つ一品でした。
レビュー・まとめ
大山参道市場は「山の駅」のコンセプト通り、大山登山や大山寺参拝の拠点として非常に使い勝手の良い施設でした。Bakery & Cafe SANDOの自家製パンは「大山こむぎ」のもっちり食感が印象的で、みそパンや抹茶クリームパンなどここでしか味わえないメニューが揃っています。お土産売場も大山Gビールや白バラ関連商品、モンベルの大山限定グッズなど充実していて、買い物だけでも楽しめます。
気になった点としては、パンは午後になると売り切れる種類が多いので、パン目当てなら早めの訪問が必須です。また、冬季は博労座駐車場が有料(1,000円/日)になる点は事前に把握しておくと良いでしょう。カフェスペースの席数はそれほど多くないため、登山シーズンの週末はやや混み合うことがありそうです。
大山登山の前にパンを買って山頂で食べるのも良し、下山後にカフェでゆっくり過ごすのも良し。すぐ近くの豪円湯院で汗を流してから立ち寄るプランもおすすめです。メルキュール鳥取大山に宿泊するなら、チェックイン前の立ち寄りスポットとしてもぴったりですよ。
スポット情報
| 住所 | 鳥取県西伯郡大山町大山23-1 |
|---|---|
| 電話番号 | 0859-52-6020 |
| 営業時間 | 10:00〜18:00(4月下旬〜11月上旬の土日祝は8:00〜) |
| 定休日 | 年中無休 |
| 駐車場 | 博労座駐車場を利用(約600台・夏季無料) |
| 公式サイト | 公式サイト(モンベル) |
※あくまでも記事作成時点の情報です。

