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赤穂市|暮らしの固定費
赤穂市でガス代が高いなら、原因はほぼプロパン。同じ熱量で比べると、兵庫県平均のプロパンは都市ガスより月4,434円高くなります。
- プロパン(兵庫県平均)
- 9,873円10m³・2026年8月確報
- 都市ガス(同じ熱量)
- 5,439円22m³・11月検針分
- 見直しの目安
- 単価600円超(請求額−基本料金)÷使用量
自分の単価を出して安くする手順へ →
料金は税込。都市ガスは大阪ガス一般料金S(2026年11月検針分)、プロパンは石油情報センター2026年8月確報。確認日 2026年10月22日
赤穂市で都市ガスの導管が来ているのは市内の一部だけで、多くの家はプロパンです。さらに意外なのは、比較サイトに出る「赤穂市の平均」が県平均と同じ数字だということ。この記事は、自分の家がどちらか30秒で見分ける方法から、使用量別の料金表、安くする3つの手順までを赤穂市向けにまとめました。

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都市ガスかプロパンか、30秒で見分ける
赤穂市には3つのガスの届き方があり、どれかで毎月の金額がほぼ決まります。検針票(または請求書)と家の外を見れば分かります。
自分の住所に都市ガスの導管が来ているかは、大阪ガスネットワークの供給区域の一覧(小売託送供給約款 別表第1、2026年6月19日実施)に町名で載っています。同社の「よくあるご質問」から地図でも確かめられます(記事末尾の確かめ先)。見分けがついたら、次は「同じ熱量」で金額を比べます。
同じ熱量で比べると月いくら違う?
プロパンは1m³あたりの熱量が都市ガス(13A)の約2.2倍あります(出典:LPガス安全委員会「LPガスの基礎知識」。プロパン99MJ、都市ガス約46MJ。大阪ガスの13Aは45MJ)。m³の数字をそのまま並べると比べられないので、下の表は同じ熱量にそろえました。プロパンは石油情報センター2026年8月確報の兵庫県平均(税込・基本料金込み)、都市ガスは大阪ガス「一般料金S」の2026年11月検針分です。

都市ガス側の計算は、一般料金Sの基本料金(0〜20m³は1,335円、20m³超〜50m³は1,415円)に11月の調整単位料金(186.93円/182.93円)を掛けたものです。2〜3人の家なら、同じ熱量での差は月4,434円、年約5.3万円になります。都市ガスの単位料金は原料費調整で毎月変わり、11月分は10月分より1m³あたり約19円上がりました(10m³で約190円)。それでも同じ熱量のプロパンの半分ほどです。
へえ:比較サイトに出てくる「赤穂市のプロパン平均 9,873円」は、実は兵庫県全体の平均と同じ数字です。石油情報センターの調査は都道府県単位で、赤穂市だけの平均は公表されていません。自分の家が高いかどうかは、後の「検針票から単価を出す」で確かめるしかありません。その前に、都市ガスの家の11月分を見ておきます。
戸建てでプロパンの家なら、先に見積もりだけ取っておくと手順3が早く進みます(無料・戸建ての持ち家向け。賃貸は大家さんの了承が要る。最低利用期間と解約金は見積書で確認):プロパンガス料金を無料で比較する(エネピ)(PR)
都市ガス「一般料金S」11月の早見表
2026年10月1日から、大阪ガスの標準メニューは「一般料金S」になりました。それまでの「一般料金」は新規受付を終えています。11月検針分の金額は次のとおりです(税込)。
大阪ガスの発表でも、11月検針分の標準家庭のガス料金は6,902円です。来月の単価は大阪ガス公式の「最新の料金表(一般料金S)」で先に見られます。
すでに旧「一般料金」で契約している人は、一般料金Sに変えないほうが安いです。11月分で比べると、10m³なら旧一般料金2,896円に対し一般料金Sは3,204円で、308円の差があります。30m³でも旧6,868円に対し6,903円です。旧メニューは新規受付が終わっただけで、契約中の人はそのまま使えます。
都市ガスが来ているのはどこ?|団地向けのガス
都市ガスの導管を持つのは大阪ガスネットワークで、赤穂市は「市内の一部に供給」の扱いです。町名は上で紹介した別表第1に載っています。導管が来ていない家が都市ガスに変えるには引込工事が要り、距離によっては数十万円かかります。そのため、プロパンのまま料金を下げるほうが現実的な家がほとんどです。
もうひとつ、赤穂市には「団地向けのガス(簡易ガス)」があります。経済産業省の2022年度の登録では、赤穂東浜ガスセンター(赤穂事業所)、播州共販ガス、ダイネン、ハリマホームガスの4社が団地単位で供給しています。対象は、さつき町(御崎の区画整理地)、市営塩屋団地、県営赤穂千鳥住宅、市営千鳥団地、県営赤穂中広団地、県営赤穂湯の内住宅、坂越のマリンプラザ2001などです。この方式は団地内の設備からプロパンを導管で配るもので、料金は各事業者の約款で決まります。上の都市ガス・プロパンのどちらの平均にも当てはまらないので、検針票に団地名と事業者名があれば、その事業者の料金表を確かめてください。
プロパンを安くする3つの手順

手順1:検針票から「1m³あたりの単価」を出す
計算は1つだけです。(請求額 − 基本料金)÷ 使用量 = 従量単価。たとえば請求額9,873円・基本料金2,195円・使用量10m³なら、(9,873 − 2,195)÷ 10 = 767.8円/m³。これが兵庫県平均の単価です。
- 700円超県平均(767.8円)と同じか、それ以上
- 600円超見直す余地あり。下の手順2・3へ
- 消費者団体の目安プロパンガス料金消費者協会の会員価格は基本料金1,980円・従量単価462円(10m³で6,600円)
手順2:今のガス会社に単価を下げられないか聞く
プロパンの単価は会社が自由に決めるので、同じ会社でも家ごとに違います。「ほかの会社の見積もりを取っている」と伝えて単価の見直しを頼むだけで下がることがあります。給湯器などの設備を無償で借りている場合は、その分が単価に乗っていることがあります。契約書の「設備の貸与」の欄も見ておきましょう。
手順3:比較サービスで見積もりを取り、総額で決める
自分で何社も当たるのは大変です。WEBで複数のガス会社の料金を比べられるサービスを使うのが近道です。
プロパンガス料金の比較サービス「エネピ」(PR)
- 費用:比較・見積もりは無料。連絡が来るのは自分が希望した会社だけ
- 対象:戸建ての持ち家でプロパンを使っている家。都市ガスの家は対象外
- 賃貸・集合住宅:大家さんの了承か、一棟全体での切り替えが要る
- 契約前に見積書で確かめること:基本料金・従量単価・最低利用期間・解約金の有無・設備(給湯器など)の貸与条件
- 今の会社への解約連絡:切り替え先の会社が代行することが多い(見積時に確認)
総額で見ると、10m³の家が県平均(9,873円)から消費者団体の目安(6,600円)まで下がれば年約3.9万円の差です。都市ガス並み(同じ熱量で5,439円)に近づけば年約5.3万円になります。基本料金だけが下がって従量単価が上がる見積もりもあるので、必ず「自分の使用量で計算した月額」で比べてください。
困ったときの確かめ先
- 都市ガスが来ているか:大阪ガスネットワークの「よくあるご質問」→「供給区域」(別表第1の町名一覧と地図)
- プロパンの県別平均(偶数月に更新):石油情報センター「LPガス一般小売価格 確報」
赤穂市の固定費は、ガスのほかに水道にも特徴があります。赤穂市の水道料金はなぜ安い?では、基本料金869円の条件と下水道込みの目安をまとめています。週末のおでかけは兵庫の週末イベント一覧からどうぞ。
次の一歩:今月の検針票を手に取り、(請求額 − 基本料金)÷ 使用量で単価を出してください。600円を超えていたら、上の比較サービスで同じ使用量の見積もりを取り、総額で比べるのが赤穂市でガス代を下げるいちばん確実な道です。

