「出雲大社 八足門内特別参拝」は、通常は一般参拝者が立ち入ることのできない八足門(やつあしもん)の内側に入り、国宝・御本殿のすぐ近くで参拝できる貴重な体験です。出雲大社の正式な参拝は拝殿の前から行いますが、特別参拝ではガイドさんの解説を聞きながら、普段は見ることができない本殿の裏側や古代出雲大社の壮大な歴史に触れることができます。出雲大社を訪れるなら、この特別参拝は絶対に体験してほしいおすすめプログラムです。播磨エリアからは中国自動車道・松江自動車道で約3時間の距離です。
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2027年の八足門内特別参拝は1月25〜31日だけ|料金・申込・参加条件
いまは「いつでも社務所に問い合わせれば入れる」わけではありません。出雲観光協会の公式案内(2026年10月22日確認)では、1月26日「出雲の日」を含む1週間限定の企画です。参加には出雲市内の宿泊が条件で、2,500円の参加料のほか宿代もかかります。日帰りで行く人には、ここが最大の落とし穴です。
| 実施期間 | 2027年1月25日(月)〜31日(日)の7日間 |
|---|---|
| 時間 | 9:30〜11:30頃/14:00〜16:00頃(各約120分。集合は15分前に勢溜) |
| 参加料金 | 大人・小人 2,500円(玉串料・ガイド料・保険料込み)/未就学児無料 |
| 参加条件 | 前日または当日に出雲市内の宿泊施設に泊まっていること(宿の指定なし。予約確認書・領収書などを持参) |
| 定員 | 各回30名(最少催行10名) |
| 申込 | 実施日の5日前17:00まで・先着。オンラインのクレジットカード事前決済のみ |
| キャンセル料 | 10〜8日前20%/7〜2日前30%/前日40%/当日50% |
| 注意 | 八足門内は写真・動画撮影と携帯電話の使用が一切不可 |
問い合わせは主催の出雲観光協会(0853-31-9466、土日休み)。申込ページは出雲観光協会の公式ページから開けます。カレンダーに載っていない日は受付終了で、キャンセル待ちはありません。
申し込みまでの3ステップ
- 1月25〜31日のうち泊まる日を決め、出雲市内の宿を予約する
- 実施日の5日前17時までに、公式ページから9:30発か14:00発を選んでカード決済する
- 当日は出発15分前に勢溜へ行き、宿の予約確認書か領収書を見せる
2026年1月の実施では参加料は3,000円でした(同協会・しまね観光ナビ)。2027年は2,500円に下がっています。時期や主催が違う有料ツアー(旅行会社の商品など)も別にあるため、料金と条件は必ず申込ページで確かめてください。
アクセス・駐車場
出雲大社は島根県出雲市大社町に位置しています。車の場合は山陰自動車道「出雲IC」から国道431号線を西へ約15分で到着します。赤穂方面からは中国自動車道→松江自動車道→山陰自動車道で約3時間、姫路市からは約2時間半ほどの距離です。JR出雲市駅からは一畑バスで約25分、一畑電車の出雲大社前駅からは徒歩約5分です。
駐車場は出雲大社周辺に複数の無料駐車場が用意されています。正門前の「かめやま広場駐車場」(約200台)、北側の「出雲大社大駐車場」(約350台)が主要な駐車場です。特別参拝の集合場所は拝殿付近なので、どちらの駐車場からでも徒歩5分以内でアクセスできます。正月や神在祭の時期は大変混雑するため、早めの到着をおすすめします。
八足門内特別参拝とは
出雲大社の境内は、一般参拝エリアと、八足門の内側にある神域エリアに分かれています。通常の参拝では拝殿の前から御本殿に向かって手を合わせますが、八足門内特別参拝ではこの門をくぐり、御本殿のすぐ近くまで進んで参拝することができます。
特別参拝は神職とガイドが付く約2時間のツアーです。そこでは出雲大社の御祭神・大国主命(おおくにぬしのみこと)にまつわる神話や、御本殿の建築様式「大社造り」の特徴、さらには古代の出雲大社がいかに壮大な建造物であったかなど、専門的な知識を分かりやすく解説してくれます。出雲大社についての理解が格段に深まるので、歴史や神話に興味がある方はもちろん、初めて出雲大社を訪れる方にもおすすめですよ。

参拝の流れ
特別参拝は集合時間にガイドさんと合流するところから始まります。まず参拝の作法や注意事項の説明を受けた後、いよいよ八足門の中へ。門をくぐった先には、一般参拝では見ることのできない景色が広がっています。
八足門内に入ると、まず目に飛び込んでくるのが国宝・御本殿の堂々たる姿です。大社造りと呼ばれる日本最古の神社建築様式で建てられた御本殿は、現在の建物でも高さ約24メートルと圧巻のスケール。ガイドさんの解説によると、古代の出雲大社はなんと高さ48メートルもあったとされ、これは現在の15階建てビルに相当する高さです。境内にはその古代本殿の柱の跡も残されており、かつての壮大さを実感できます。



御本殿と見どころ
特別参拝のハイライトは、国宝・御本殿を間近に拝することです。筆者が参加した回では、正面だけでなく横や裏側からも御本殿を見て回れ、大社造りの建築美を多角的に楽しめました(コースは年・企画で変わることがあり、2027年の公式案内は「境内案内→八足門内での参拝→境内案内」です)。檜皮葺きの屋根の重厚さ、千木(ちぎ)と鰹木(かつおぎ)の荘厳な佇まいは、日本の神社建築の最高峰と呼ぶにふさわしいものです。
境内では古代本殿の柱跡(宇豆柱・うづばしら)の展示も見学できます。2000年に境内の発掘調査で発見された巨大な柱は、直径約1.3メートルの杉の丸太を3本束ねたもので、古代出雲大社の壮大さを物語る貴重な考古学的発見です。この柱を見ると、高さ48メートルの古代本殿が決して伝説ではなかったことを実感できます。ガイドさんの解説で当時の建築技術や神話との関連を聞くと、出雲大社への畏敬の念がさらに深まりますね。






出雲大社の参拝作法
出雲大社の参拝作法は、一般的な神社とは少し異なります。通常の神社では「二拝二拍手一拝」ですが、出雲大社では「二拝四拍手一拝」が正式な作法です。この四拍手には「しあわせ(四合わせ)」の意味が込められているとも言われています。特別参拝の際にもガイドさんから改めて作法の説明があるので、正しい参拝方法を学ぶことができますよ。
また、出雲大社の御本殿は西を向いて建てられているという珍しい特徴があります。そのため、正面の拝殿から参拝した後に、御本殿の西側にある遥拝所からも参拝するのが正式な参拝方法とされています。筆者の回では本殿の周りを一周したため、この西側からの参拝も自然と行えました。





レビュー・まとめ
八足門内特別参拝は、出雲大社を訪れるなら絶対に体験してほしいプログラムです。普段は入ることのできない神域に足を踏み入れ、国宝の御本殿を間近で拝観できる感動は格別でした。ガイドさんの解説が分かりやすく、古代出雲大社の壮大さや大国主命の神話について深い理解を得ることができます。歴史好きな方はもちろん、神社参拝が初めての方でも十分に楽しめる内容です。
良い点:通常は入れない八足門内で御本殿をすぐ近くから参拝できる貴重な体験、ガイドさんの解説が分かりやすく出雲大社の理解が深まる、古代本殿の柱跡など通常参拝では見られない遺跡も見学可能、筆者の回は御本殿の横・裏側からも拝観できた、参拝作法も教えてもらえるので初心者でも安心。
気になった点:2027年は1月25〜31日の宿泊者限定で、5日前17時までのカード事前決済が必要です。天候や神事の関係で実施されない日もあるため、余裕を持った計画がおすすめです。八足門内は撮影禁止の区域もあるため、ガイドさんの指示に従いましょう。
おすすめシーン:特別参拝の後は、出雲大社周辺で出雲そばを楽しむのが定番コースです。行列を避けたい方には千鳥そばがおすすめで、出雲大社から徒歩5分の穴場です。甘いものが欲しい方はおくに茶やの仁多米ぜんざいが絶品ですよ。出雲に宿泊するならお宿 月夜のうさぎが出雲大社まで徒歩10分の好立地で、7つの湯めぐりと海鮮バイキングが魅力です。蒜山・大山エリアと組み合わせた旅行プランなら、ホテル蒜山ヒルズでの宿泊やメルキュール鳥取大山での温泉リゾートステイもおすすめです。
スポット情報
| 名称 | 出雲大社(いづもおおやしろ) |
|---|---|
| 住所 | 島根県出雲市大社町杵築東195 |
| 電話番号 | 0853-53-3100(出雲大社社務所) |
| 通常参拝時間 | 6:00〜18:00(3月〜10月)/ 6:00〜17:00(11月〜2月) |
| 特別参拝 | 2027年1月25〜31日の出雲の日週間のみ。出雲市内宿泊者対象・2,500円・5日前17時までに事前決済(出雲観光協会 0853-31-9466) |
| 参拝料 | 無料(通常参拝) |
| 参拝作法 | 二拝四拍手一拝 |
| 駐車場 | あり(無料・複数箇所合計約600台) |
| 公式サイト | 公式サイト |
※2026年10月22日に出雲観光協会の公式ページで確認した内容です。次回以降の実施条件は変わることがあるため、申込前に公式ページを確認してください。
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