万九千神社は、出雲に集まった八百万の神々が最後に立ち寄り、直会を催して旅立つと伝わる「神々の旅立ちの社」です。出雲大社のにぎわいとは違い、斐伊川近くの静かな境内で、万九千社と立虫神社を一緒に参拝できます。
この記事では、現地写真をもとに、駐車場、境内の見どころ、神在月・神等去出祭の由緒、ご祈祷・御朱印・授与品の公式確認情報をまとめます。料金は2026年5月31日に公式サイトで確認したものだけを採用し、写真に写る掲示や授与品は現行価格の根拠にしていません。
おすすめ度:★★★★☆
出雲の神在月伝承を深く知りたい人、出雲大社周辺からもう一社静かに巡りたい人向き。ご祈祷や授与品目的なら、受付時間と最新案内を公式サイトで確認してから向かうと安心です。

万九千神社の基本情報
公式アクセスページと島根県観光連盟の掲載情報をもとに、行く前に確認したい基本情報を整理します。所在地は公式アクセスページの本文にある「島根県出雲市斐川町併川258」を採用しています。
| 名称 | 万九千神社(万九千社) |
|---|---|
| 住所 | 島根県出雲市斐川町併川258 |
| 電話 | 0853-72-9412 |
| 社務所 | 9:00〜17:00(島根県観光連盟掲載。変更の可能性あり) |
| ご祈祷受付 | 9:00〜16:30(正月・神在月等の特別時を除く。公式ページでは予約のうえ来社する案内) |
| 駐車場 | 自家用車約100台・大型バス約10台。公式ページでは一の鳥居両脇の臨時駐車場と東側専用駐車場の利用案内 |
| アクセス | 出雲縁結び空港から車で約20分、JR出雲市駅から車で約12分、一畑電車「大津町駅」から徒歩約18分 |
| 公式確認 | 万九千神社 交通アクセス / 島根県観光連盟 |
駐車場は広めですが、神在月や祭事の日は通常時と動線が変わる可能性があります。大きな行事に合わせて行く場合は、公式サイトのお知らせや祭事案内を先に確認してください。
広い駐車場から境内へ。静かな第一印象
現地では、社殿前に開けた駐車スペースがあり、車で立ち寄りやすい印象でした。公式ページでも自家用車約100台、大型バス約10台の駐車が可能と案内されています。

境内の案内板には、万九千社が神々の旅立ちにまつわる社であること、立虫神社と一体で信仰されてきたことが示されています。まず案内板を見てから社殿へ進むと、境内の意味がつかみやすくなります。

神々が旅立つ「神等去出」の社
公式由緒によると、万九千神社は神在祭に際し、全国から出雲へ集まった八百万の神々が最後に立ち寄ると伝わる場所です。神々はここで出雲路の神議りを締めくくり、直会を催した後、神在月26日から翌未明にかけて諸国へ旅立つとされています。
この「神等去出(からさで)」の伝承が、万九千神社をほかの出雲の社と違う存在にしています。神在月の賑わいだけでなく、旅の終わり、新しい一歩、縁を結んで送り出すという雰囲気を感じられる神社です。

拝殿は新しく、境内は落ち着いた雰囲気
拝殿前に立つと、木の新しさと紫の幕が印象に残ります。大きな観光地のように混雑しているというより、神在月や祭事の意味を知って静かに参拝する場所という空気でした。

公式由緒では、万九千社の創祀・創建は定かではないものの、『出雲国風土記』や『延喜式』にみえる「神代社」「神代神社」が、のちの万九千社にあたると伝えられていると説明されています。少なくとも約1300年前まで歴史をさかのぼれる社として紹介されています。

立虫神社も同じ境内で参拝できる
境内には、万九千社だけでなく立虫神社もあります。公式由緒では、立虫神社は出雲市斐川町併川地区の氏神・鎮守として親しまれてきたお宮で、江戸時代前期の洪水の影響により、現在の万九千社境内へ遷されたと説明されています。

万九千神社だけを見て帰るより、立虫神社の由緒も合わせて読むと、この場所が地域の氏神信仰と神在月伝承の両方を持っていることが分かります。

社殿内の静けさも見どころ
社殿内は、神在月の神々の旅立ちを想像しやすい落ち着いた空間です。写真を撮る場合も、参拝者や神職の方が写り込む場面では無理に撮らず、静かに参拝することを優先したい場所です。

ご祈祷・結び参り・御朱印の公式確認料金
万九千神社は、公式サイトにご祈祷、結び参り、授与品、御朱印の案内があります。料金や授与品は変更される可能性があるため、ここでは2026年5月31日に公式ページで確認できた範囲だけをまとめます。
| 項目 | 公式確認料金・内容 |
|---|---|
| ご祈祷 | 1件 6,000円 / 10,000円 / 20,000円 / 30,000円以上 |
| 御神楽祈祷 | 50,000円以上 |
| 結び参り | 玉串料 1人6,000円より。授与品は玉串料に応じて異なり、原則として御札・結び守り・御神酒代・絵馬 |
| お札・お守り・御朱印 | 800円〜3,000円(種類により異なる) |
| お守り | 800円〜1,000円 |
| 御朱印 | 1社500円。万九千社と立虫神社の2社の御朱印がある案内 |
| 絵馬 | 600円より |
| ねずみの絵馬・お守り | 絵馬600円、ねずみのお守り1,000円 |
上記は公式サイトの確認情報です。神社の初穂料・玉串料のため、本文では税込/税別の推測をせず、公式表記のまま掲載しています。訪問時の写真に写る掲示や授与品は、撮影時点の様子であり、現在の価格・頒布状況を保証するものではありません。ご祈祷や授与品目的で行く場合は、必ず公式のご祈祷案内とお守り・授与品案内を確認してください。
※価格は確認時点の目安です。授与品や金額は変わることがあります。最新価格が確認できる場合はそちらを優先してください。
神在月・神等去出祭の日は通常参拝と違う
公式の神在祭・神等去出祭ページでは、旧暦10月17日から26日までを「神在」または「お忌み」として神在祭を行うと説明されています。26日夕刻には湯立神事、続いて神等去出神事が行われ、神々の旅立ちを告げる特別な神事になります。
特に大祭終了時から翌朝未明までは、公式案内で「お参りはご遠慮ください」とされています。神在月の時期に行く場合は、通常の参拝感覚で夜に境内へ入らず、公式の年別祭儀案内を確認して動くのが大切です。
地図とアクセス
車では、出雲縁結び空港から約20分、JR出雲市駅から約12分、斐川インターから約20分の案内です。一畑電車なら大津町駅から徒歩約18分、車で約5分です。
あわせて回りたい出雲・山陰スポット
出雲方面でそばも楽しむなら、そば処 おくにや出雲大社 八足門内特別参拝の記事も参考になります。鳥取方面まで移動する旅なら、白兎神社や道の駅 神話の里 白うさぎも、神話ゆかりの旅として組み合わせやすいです。
参照した公式・公的情報
万九千神社公式サイト(交通アクセス・ご由緒・ご祈祷・授与品・神在祭)、島根県観光連盟、出雲市掲載情報を2026年5月31日に確認しました。
FAQ(質問と回答)
Q. 万九千神社は無料で参拝できますか?
A. 通常の参拝そのものについて、公式サイトでは入場料の案内は確認できませんでした。ご祈祷、結び参り、御朱印、授与品は公式ページに玉串料・授与料の案内があります。
Q. 神在月の夜も参拝できますか?
A. 神等去出祭の大祭終了時から翌朝未明までは、公式案内でお参りを遠慮するよう示されています。神在月は通常時と違うため、年別の公式祭儀案内を確認してください。
Q. 出雲大社からどれくらいですか?
A. 公式アクセスページでは、出雲大社から車で約25分と案内されています。出雲大社周辺だけでなく、斐川・出雲市駅方面を回る旅程に入れやすい距離です。
まとめ
万九千神社は、神在月に出雲へ集まった神々が旅立つという物語を、現地の空気とともに感じられる神社です。大きな観光地のような派手さはありませんが、由緒を読んでから拝殿、立虫神社、境内の石碑を巡ると、出雲旅の締めくくりにふさわしい一社になります。
授与品やご祈祷の料金は公式ページで確認できるものを本文に整理しました。訪問前には、最新の受付時間、神在月の祭儀案内、授与品の頒布状況を公式サイトで確認してから向かってください。
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