京都の早春を代表する絶景スポット「城南宮」に行ってきました。播磨エリアから高速を使えば約1時間半で到着できるので、梅の見頃に合わせてぜひ足を運んでほしいおでかけ先です。境内に足を踏み入れた瞬間から、薄紅色のしだれ梅が空を覆い尽くす幻想的な光景が広がり、「ここは別世界か」と思わず足が止まりました。

城南宮とは? 約1200年の歴史を持つ「方除の大社」
城南宮は京都市伏見区に鎮座する神社で、平安遷都の際に都の南を守る神社として創建されました。「方除(ほうよけ)の大社」として知られ、引越しや旅行の方除け・厄除け祈願に訪れる人が後を絶ちません。また「平安城の南に鎮まるお宮」として、四神相応の地で朱雀の守護を担う由緒ある神社でもあります。
境内には神苑「楽水苑」が広がり、四季折々の花が楽しめます。なかでも毎年2月〜3月に開催される「しだれ梅と椿まつり」は京都随一の梅の名所として全国から観光客が訪れます。2026年は2月18日〜3月22日の開催でした。

しだれ梅と椿まつり 神苑「春の山」の絶景
神苑の入口から「春の山」エリアへ進むと、約150本の紅白のしだれ梅がシャワーのように降り注ぐ光景が広がります。実際に見るまでは写真で「すごいな」と思っていた程度でしたが、現地に立つと全く別格の迫力です。頭上を覆い尽くすしだれ梅の枝の隙間から差し込む光も美しく、どこを向いても絵になる空間でした。




しだれ梅のトンネルを抜けると苔の斜面が現れ、そこに真紅の落ち椿が点在する「しだれ梅と落ち椿」の絶景ポイントがあります。緑の苔、薄紅のしだれ梅、そして赤い椿——この3色のコントラストが城南宮の最大の見どころです。何十枚撮っても撮り足りないほどの美しさで、時間を忘れてシャッターを切り続けました。




椿の花も見事! 約400本が彩る春の庭
しだれ梅だけでなく、神苑内には約400本もの椿が植えられています。紅白絞りの品種や濃い赤、淡いピンクなど多彩な椿が咲き、梅との共演が楽しめます。椿の花は地面に落ちても美しいのが特徴で、苔の上に散らばった落ち椿もまた風情があります。



梅が枝神楽 巫女の舞も必見
まつり期間中の毎日10:00と15:00には、神楽殿で「梅が枝神楽」が奉納されます(観覧無料)。梅の花を冠にさした巫女さんが梅の枝を手に優雅に舞う姿は、平安時代の雰囲気そのもの。参拝のタイミングを合わせて見に行くことをおすすめします。

神苑の庭園も見ごたえあり
梅のエリアだけでなく、神苑全体も見どころが豊富です。池には錦鯉が悠々と泳ぎ、苔むした石組みや日本庭園の景色が楽しめます。藁で覆われた冬囲いのオブジェや竹林など、梅以外の季節にも楽しめる要素がたくさんありました。





アクセス・駐車場
城南宮は近鉄・地下鉄「竹田駅」から徒歩約15分、または市バス・京阪バス「城南宮東口」バス停から徒歩約3分でアクセスできます。播磨エリアからは阪神高速・名神高速を経由して約1時間半が目安です。
駐車場は無料で200台分ありますが、しだれ梅の見頃期間中は平日・休日問わず8:30頃から満車になります。私が訪れた日も朝早めに到着しましたが、駐車場はすでに混んでいました。できるだけ早い時間帯に訪れるか、公共交通機関の利用をおすすめします。
外観・境内の様子
境内には朱塗りの大鳥居や石鳥居があり、梅の季節でなくても荘厳な雰囲気が漂います。朝夕の光に照らされた鳥居はとくに美しく、訪れる時間帯によってさまざまな表情を見せてくれます。



まとめ・感想
城南宮のしだれ梅は「京都随一」という言葉に偽りなしでした。播磨から行くには少し距離がありますが、それでも行く価値がある絶景スポットです。神苑の拝観料は1,000円(まつり期間中)ですが、この景色を見れば納得のコストパフォーマンスです。
見頃は例年2月下旬〜3月上旬ごろ。混雑を避けるためにも平日の午前中早めに訪れるのがベストです。梅が枝神楽は10:00〜と15:00〜なので、10時前に到着できると神楽も梅もどちらも楽しめておすすめです。
城南宮 基本情報
| 住所 | 京都市伏見区中島鳥羽離宮町7 |
| 電話番号 | 075-623-0846 |
| 参拝時間 | 境内自由/神苑 9:00〜16:30(受付終了16:00) |
| ご祈祷受付 | 9:00〜16:00 |
| 定休日 | 無休 |
| 神苑拝観料 | 800円(しだれ梅まつり期間中は1,000円)※価格は訪問時点のものです |
| 駐車場 | あり(200台・無料)※まつり期間中は8:30頃より満車になります |
| 支払方法 | 現金 |
| 公式HP | https://www.jonangu.com/ |
