【金持神社】全国唯一の金運神社!御利益・参拝方法・アクセス情報|鳥取県日野町

全国約8万社の中で唯一「金持」の名を冠する鳥取県日野郡日野町の金持神社(かもちじんじゃ)。金運・開運祈願のパワースポットとして全国から参拝者が訪れ、宝くじの高額当選報告も多数寄せられている話題の神社です。播磨エリアからは中国道・米子道経由で約2時間半〜3時間、蒜山高原からは車で約50分とアクセスしやすく、ホテル蒜山ヒルズに宿泊して翌日に立ち寄るプランがおすすめですね。

目次

アクセス・駐車場

播磨エリアからは山陽姫路東ICから播但連絡道路・中国道を経由し、落合JCTで米子自動車道に入ります。最寄りの江府ICを降りたら国道180号を根雨方面へ進み、町外れの分岐で国道181号(勝山方面)へ。181号線を数分走ると、左手に金持神社の駐車場と札所(売店)が見えてきます。

駐車場は無料で約50台収容可能。国道沿いなのでわかりやすいです。公共交通機関の場合はJR伯備線の根雨駅からタクシーで約10分(約3.5km)。なお冬季は大雪で米子自動車道や周辺国道が通行止めになることがあるため、事前に道路情報を確認しておくと安心です。

金持神社の駐車場・売店・参拝経路の案内看板
金持神社の駐車場

国道181号沿いに大きな案内看板が出ているのですぐわかります。駐車場→札所(売店)→神明橋を渡る→鳥居→石段→境内という参拝ルートです。駐車場にはトイレもあるので、参拝前に済ませておくと安心。駐車場脇には日野町の観光案内板もあり、金持神社のほかオシドリ観察小屋や明地峠、滝山公園など周辺の見どころが紹介されています。

日野町INFORMATIONの観光案内看板

参道の風景

金持神社の手水舎

駐車場から札所(売店)を通り過ぎ、神明橋を渡って約100m進むと手水舎と鳥居が見えてきます。手水舎は龍の口から清水が流れる趣ある造りで、まずはここで手を清めて参拝に備えます。

金持神社の鳥居

鳥居には「金持神社」の額が掲げられ、注連縄がしっかりと張られています。鳥居の先には杉の大木が立ち並ぶ参道が続いており、一歩足を踏み入れると空気が変わるのを感じます。左手には足元の注意を促す看板も。石段は濡れていると滑りやすいので、歩きやすい靴で来るのがおすすめです。

金持神社の石段と参道

石段は約90段ほど。両脇にはオレンジや黄色の「金持神社」のぼり旗がはためいていて、金運スポットらしい華やかな雰囲気です。手すりも設置されているので安心して登れますが、少し急な階段なのでお年寄りの方はゆっくり登っていました。

「金持」地名の由来と歴史

金持神社の由来案内看板

駐車場から札所へ向かう途中に、金持神社の由来を詳しく紹介する大きな案内看板があります。御祭神・境内の銘木・金持姓のルーツ・開運伝説・問い合わせ先まで、金持神社の基本情報がこの1枚にまとまっていますね。

金持神社の碑文

その隣には2009年に姓氏研究家・森岡浩氏の撰による碑文が建てられています。鉄を産したこの地が「金持」の地名となり、全国に広がる金持姓の発祥地であること、鎌倉時代の金持広親や南北朝時代の金持景藤の活躍など、この地の歴史が刻まれています。読み方が「かねもち」「かもち」のどちらにも変わってきた経緯も記されていて興味深いです。

金持礫岩

碑文の近くには「金持礫岩」と呼ばれる大きな岩も展示されています。約1億年前の中生代白亜紀の地層から産出したもので、さまざまな種類の石が混ざり合った独特の模様が見られます。上にはお賽銭が供えられていて、パワーストーンのように大切にされていました。

金持神社之由緒の看板

境内には由緒書きの看板があり、金持神社の歴史が詳しく紹介されています。「金持」という地名は、この地がかつて玉鋼(たまはがね)の原料となる真砂鉄の産地だったことに由来します。昔は鉄のことを「金(かね)」と呼び、鉄山を多く所有していたことから「金持」の地名が生まれたそうです。

御祭神は天之常立尊(あめのとこたちのみこと)、八束水臣津努命(やつかみずおみずぬのみこと)、淤美豆奴命(おみずぬのみこと)の三柱で、合わせて「三体妙見」と称されています。創建年代は不詳ですが、弘仁元年(810年)に始まるとの伝承が残っています。

歴史上の大きなエピソードとしては、元弘3年(1333年)に金持大和守景藤が後醍醐天皇を奉じて挙兵した際、金持神社に必勝祈願をしたという「太平記」の記述があります。戦いに勝利した後醍醐天皇が京都へ戻る折には、左側で錦の御旗を掲げたのが金持景藤だったと伝えられています。

拝殿と龍神の図

金持神社の拝殿

石段を登り切ると、こぢんまりとした拝殿が現れます。黄色い幕が掛けられた拝殿は落ち着いた佇まいで、深い森に囲まれた静かな空間です。賽銭箱には「金持神社」の文字が刻まれています。周囲には苔むした石灯籠や大木がそびえ、パワースポットとしての雰囲気は十分ですね。

金持神社の拝殿に掲示された龍神の図と日本画の案内

拝殿の格子窓には「指画 龍神の図 濱田珠鳳氏」「日本画 野菊・長寿桜 三枝美津子氏」の案内が掲げられています。中をご覧くださいとの記載があるので、格子越しに拝殿内部を覗いてみましょう。

金持神社の龍神の図

拝殿内に奉納されている「龍神の図」は、日野町出身の指画家・濱田珠鳳先生の作品です。中国から伝わる「指画(しが)」という珍しい画法で、筆を一切使わず手・指・爪だけで描かれています。横1.5m×縦0.65mの大作で、二頭の龍が躍動する迫力ある構図は一見の価値あり。龍神は「人の成長資金をもたらしてくれる」とされ、金運のご利益につながると言われています。

金持神社の本殿外観

拝殿の奥には本殿があります。大社造変形の建築様式で、長い年月を感じさせる木造の建物です。格子窓の向こうには龍神の図の彩色がうっすらと見え、神秘的な雰囲気が漂っていました。

御神木と境内の見どころ

金持神社のサワラの木

石段を登り切った左手にそびえるのが御神木の「サワラの木」です。鳥取県銘木100選にも選ばれており、幹周3.6m・推定樹齢600年という堂々たる大木。見上げると首が痛くなるほどの高さで、枝葉が空を覆うように広がっています。神社の遷宮の際に屋根材として使うために植えられたと伝わっています。

金持神社の苔むした狛犬
金持神社の赤い前掛けの狛犬

境内には趣の異なる狛犬が複数います。参道途中の狛犬は全体が苔に覆われて緑色になっており、長い歴史を物語るかのよう。足元にはお賽銭が供えられていました。一方、境内上部の狛犬は赤い前掛けを身につけ、頭の上にはお賽銭が載せられています。どちらも独特の表情で参拝者を見守っています。

金持神社の後醍醐天皇ゆかりの杉の案内板

境内の一角には「後醍醐天皇所縁の杉」の案内板がありました。吉野の吉水神社の書院(後醍醐天皇が皇崩御の地)の檜皮葺の屋根に生えていた吉野杉とのことで、金持神社との深い歴史的なつながりを感じさせます。

金持神社の境内奥の風景
金持神社の境内の石灯籠と小道

境内の奥に進むと、深い森と苔むした岩が広がる神秘的な空間が続きます。小さな石灯籠や水が流れる小道もあり、自然の中に溶け込むような静けさです。裏参道から下山するルートもあるので、時間に余裕があれば散策してみてください。

金持神社の納札箱

拝殿の近くには納札箱が設置されています。神社のお守りや縁起物の古いものを納める専用の箱で、古い財布やカバンなど他のものは入れないようにとの注意書きがありました。

お守り・御朱印

金持神社のお守り・授与品一覧

石段を登り切った場所にある授与所では、さまざまなお守りや授与品を扱っています。金運守護、交通安全御守、学業成就、厄除け、安産などの肌守のほか、財布に入れる根付各種御守や金運を呼ぶ福石なども。御神札(木札)は1,500円、神宮大麻は小1,000円・中1,400円・大2,000円。絵馬は指画の濱田珠鳳先生の作品で、鳳凰500円・昇龍1,000円・支鳳300円です。本水晶「神秘の石」は1体1,500円。授与所の開所時間は10:00〜16:00です。

金持神社の御朱印についての案内

御朱印は手書きの対応が平日10時〜12時(土日祝を除く)とのことです。それ以外の時間帯は朱印済みの貼紙での対応になります。混雑や諸事情により手書き対応が難しい場合もあるとの注記がありました。御朱印をいただきたい方は午前中の来訪がおすすめですね。

札所(売店)

金持神社札所(売店)の外観

駐車場のすぐ隣にある「日野町観光物産館 金持神社札所(売店)」は、日野町観光協会が運営する施設です。神社境内の授与所とは別の施設で、絵馬や縁起物のほか金持神社オリジナルの商品が豊富に揃っています。営業時間は10:00〜16:00で年中無休。

金持神社札所の神札・御守・絵馬

店内に入ると、まず目に飛び込んでくるのが神札・御守・絵馬のコーナー。肌守各種500円、根付各種御守800円、福石、金運守護など境内の授与所と同じラインナップに加え、招き猫や干支デザインの大きな絵馬(大1,200円・中1,000円)も販売されていました。

金持神社札所の金持財布や縁起物の商品棚
金持神社札所の扇子・黄色い財布・棚からぼた餅

札所ならではの商品も充実しています。縁起の良い黄色い「金持財布」は小銭入れからL字長財布まで種類豊富で、3,400円〜6,800円ほど。御札入れ(4,800円)や開運宝くじ収納宮(6,200円)といったユニークな商品も。扇子は濱田珠鳳先生の指画デザインで、さまざまな絵柄から選べます。金持米、金持煎餅、金持味噌など「金持」の名を冠したお土産品もずらりと並んでいました。

金持神社札所の扇子・煎餅・おしどり写真
金持神社札所のストラップや金運グッズ

金運人形(720円)やマネーねこ(720円)、落ちないストラップ(790円)、金運招ストラップ(1,300円)といった手頃な縁起物も多く、お土産選びが楽しいですね。龍神の図をプリントしたTシャツやトートバッグもあり、参拝記念にぴったりです。また、札所限定の「金持神社の棚からぼた餅」(6個入1,400円・2個入550円)は冷凍販売なのでお土産にもおすすめ。近くに「金持テラスひの宝くじ売り場」もあるので、参拝後に宝くじを購入するのも定番コースです。

祭事・年間行事

金持神社の御案内と祭事情報

金持神社の主な祭日は、元旦の歳旦祭、4月25日の春祭り、7月25日の夏祭り、10月25日の秋季例祭です。年4回の祭日に合わせて使わなくなった財布のお祓い・お焚き上げも行われています。祈願の予約や問い合わせは金持神社社務所(0859-75-2591)または授与所(0859-72-0481)まで。

レビュー・まとめ

金持神社は「金持」という名前のインパクトだけでなく、実際に足を運んでみると深い森に包まれた神秘的な空気が印象的な神社でした。参道の苔むした石段、600年の歴史を持つ御神木のサワラ、筆を使わず指だけで描かれた龍神の図など、見どころが多く、境内を散策しているだけで心が洗われるような気持ちになります。

気になった点としては、神社自体はこぢんまりとしているので滞在時間は30分〜1時間程度です。また周辺にコンビニや飲食店がほとんどないので、食事は事前に済ませておくか、札所で販売している「金持神社の棚からぼた餅」を購入するのも手です。御朱印の手書き対応は平日午前中のみと限定的なので、御朱印帳に直書きしてもらいたい方はスケジュールに注意してください。

蒜山高原ドライブや大山観光と組み合わせて訪れるのがベストです。ホテル蒜山ヒルズに泊まって翌日に蒜山家きんべえで食事をしてから金持神社を参拝するコースや、メルキュール鳥取大山に宿泊して朝一番で参拝するプランもおすすめです。ひるぜんジャージーランド旅の駅ヒルゼン高原センター道の駅 風の家も合わせてどうぞ。

スポット情報

住所鳥取県日野郡日野町金持74
電話番号0859-75-2591(社務所)
参拝自由(日没まで)・年中無休
授与所10:00〜16:00
駐車場あり(無料・約50台)
公式サイト公式サイト

※あくまでも記事作成時点の情報です。

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