【常寂光寺】嵐山の隠れた名刹レポート|仁王門・多宝塔・見どころ・拝観料・アクセス情報

常寂光寺の外観1

京都・嵐山エリアの竹林から少し奥へ進んだ小倉山の中腹に佇む「常寂光寺(じょうじゃっこうじ)」は、慶長元年(1596年)に日蓮宗の僧・日禎(にっしん)上人が開いた寺院です。苔むした石段、茅葺屋根の仁王門、重要文化財の多宝塔と、嵐山エリアの中でも特に幽玄な雰囲気を味わえるお寺として知られています。2026年3月に実際に訪問してきました!

  • 嵐山観光で雑踏を離れた静かな空間を楽しみたい方
  • 苔と緑あふれる幽玄な日本庭園が好きな方
  • 多宝塔や仁王門など歴史的建築物を間近で見たい方
  • 小倉山から京都市街を見渡す絶景を体験したい方
常寂光寺の外観
目次

常寂光寺とは?小倉山の中腹に佇む日蓮宗の古刹

常寂光寺は慶長元年(1596年)、日蓮宗大本山である本圀寺の第16世日禎上人が、隠棲の地として結んだ草庵が起源。小倉山の南西斜面に広がる境内は約1.2万坪(約4ヘクタール)に及び、参道の苔むした石段から多宝塔まで、歩くたびに絵になる風景が続きます。

  • 創建:慶長元年(1596年)
  • 宗派:日蓮宗
  • 山号:小倉山
  • 拝観エリア:仁王門〜多宝塔〜本堂〜展望台(約30〜45分)
  • 名称の由来:「常寂光土(じょうじゃっこうど)」=悟りを開いた仏の住む安楽の世界から

また、境内は平安時代の歌人・藤原定家が「小倉百人一首」を編んだとされる「時雨亭跡(しぐれていあと)」があり、百人一首ゆかりの地としても有名です。

アクセス・駐車場情報

  • 住所:京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3
  • 電車:嵐電「嵐山駅」または JR「嵯峨嵐山駅」から徒歩約15〜20分
  • バス:京都市バス「野々宮(のの宮)」バス停から徒歩約7分
  • 駐車場:境内に専用駐車場なし/周辺の嵐山エリアの有料駐車場を利用
  • 播磨から:高速道路(山陽道・名神)経由で約1時間30分〜2時間

嵐山エリアは紅葉シーズンや週末・祝日は非常に混雑します。JR嵯峨嵐山駅または阪急嵐山駅周辺の駐車場を早朝に確保するか、電車・バスでのアクセスを強くおすすめします。竹林の道から徒歩で向かうルートが一般的です。

境内の見どころ①|茅葺屋根の仁王門

境内入口に立つ仁王門は、茅葺屋根が特徴的な趣あふれる山門。かつて本圀寺(ほんこくじ)の客殿の門として使われていたものを移築したと伝わります。鎌倉時代の作とされる仁王像(阿形・吽形)が左右に安置され、参拝者を出迎えます。

常寂光寺の境内1

仁王門をくぐると、石段の両脇に広がる苔の絨毯が目に飛び込んできます。この石段こそが常寂光寺の「顔」ともいえる絶景スポットで、特に早朝の澄んだ空気の中で歩くと、まるで別世界へ迷い込んだような感覚を覚えます。

境内の見どころ②|苔の絨毯と参道の石段

常寂光寺最大の魅力は、境内全体を覆う苔の絨毯です。樹齢数百年の木々が生み出す木陰と湿気が、石段や地面に美しい苔を育てています。雨上がりの朝は苔が生き生きと輝き、特にフォトジェニックな光景が広がります。

  • 石段:苔むした石段が続き、一段一段が絵になる風景
  • 木漏れ日:樹木のあいだから差し込む光が幻想的な雰囲気を演出
  • 静けさ:嵐山エリアの喧噪とは別世界の静寂空間

境内の見どころ③|重要文化財・多宝塔

常寂光寺の境内18

境内の高台に立つ多宝塔(たほうとう)は、慶長年間(1596〜1615年)に建立された重要文化財。檜皮葺(ひわだぶき)の屋根と朱塗りの柱が緑の木々に映え、常寂光寺のシンボルともいえる存在です。

多宝塔の周囲からは小倉山の自然を背景にした絶景が広がり、紅葉の季節には赤や黄に染まった木々と塔の朱色のコントラストが見事な景観をつくります。

境内の見どころ④|展望台からの京都市街の眺め

常寂光寺の境内16

境内の最奥・高台部分には小倉山展望台があり、京都市街を一望できます。比叡山から東山連峰まで、京都盆地を包む山並みをパノラマで楽しめる絶景スポットです。

展望台までの道のりは少し急な石段が続きますが、頂上からの眺めは苦労を忘れさせてくれます。京都タワーが見えることもあり、現代と歴史が混在する京都ならではの景色を満喫できます。

訪問レビュー|幽玄の世界へ迷い込む嵐山の隠れ名刹

嵐山といえば竹林の道や渡月橋が有名ですが、常寂光寺はその喧噪から少し外れた「知る人ぞ知る」隠れスポット。仁王門をくぐった瞬間から別世界の静寂に包まれ、石段の苔と差し込む光が作り出す風景は、嵐山エリアの寺社仏閣の中でも随一の幽玄な美しさを持っています。

  • 境内の広さ:★★★★☆(約30〜45分で全域を散策可能)
  • フォトジェニック度:★★★★★(苔・石段・多宝塔と写真映えスポット多数)
  • 混雑度:★★☆☆☆(嵐山主要スポットより穏やか)
  • コスパ:★★★★★(拝観料500円でこの絶景は大満足)

特に早朝や平日に訪れると、ほぼ貸し切りに近い状態で境内を散策できます。嵐山観光の際は渡月橋・竹林の道とセットで、ぜひ常寂光寺にも足を運んでみてください。

季節ごとの見どころ

季節見どころ
春(3〜4月)新緑と苔の鮮やかなコントラスト。参道の木々が芽吹き清々しい空気
夏(7〜8月)深緑の木陰で涼しく散策。大文字送り火望拝(8月16日)も境内から
秋(10〜12月上旬)紅葉の名所として最も賑わう。多宝塔と紅葉のコントラストが絶景
冬(12〜2月)落葉後の静寂な境内。雪化粧した仁王門や多宝塔は格別の風情
※紅葉の見頃は例年11月中旬〜12月上旬ごろ(年により変動あり)

拝観情報

寺院名常寂光寺(じょうじゃっこうじ)
住所京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3
電話番号075-861-0435
拝観時間9:00〜17:00(16:30受付終了)
定休日無休
拝観料大人500円
駐車場なし(周辺有料駐車場を利用)
支払方法現金
公式HP常寂光寺 公式サイト
※あくまでも記事作成時点の情報です。最新の情報は公式ホームページ等を確認して下さい。

よくある質問(FAQ)

Q 常寂光寺の拝観料はいくらですか?

A 大人500円です。小学生以下の料金は公式サイトをご確認ください。

Q 常寂光寺の駐車場はありますか?

A 境内に専用駐車場はありません。JR嵯峨嵐山駅・阪急嵐山駅周辺の有料駐車場をご利用ください。

Q 常寂光寺の紅葉の見頃はいつですか?

A 例年11月中旬〜12月上旬ごろが見頃です。多宝塔と紅葉のコントラストが特に美しいです。

Q 嵐山からどうやって行けますか?

A 嵐電「嵐山駅」またはJR「嵯峨嵐山駅」から徒歩約15〜20分です。竹林の道を通り抜けて野宮神社方面へ進むルートが分かりやすくおすすめです。

この記事を書いた人

はりまっぷ編集長
はりまっぷ編集長 📍 Googleマップ ローカルガイド Lv.7
播磨・神戸を拠点とするおでかけライター
播磨エリアと神戸の2拠点生活。家族と週末ドライブ・外食・旅行を繰り返しながら、「実際どうだったか」を正直にレポートしています。Googleマップへの投稿は600件超。現地に足を運んだ体験だけを記事にすることをポリシーにしています。
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