龍野城の駐車場|無料P(かどめ公園・龍野公園)・台数・アクセス完全ガイド

龍野城の白壁の本丸御殿と鶏籠山の緑

龍野城は、兵庫県たつの市の鶏籠山(けいろうさん・標高218メートル)の麓に佇む美しい城跡です。約500年前の明応8年(1499年)に赤松村秀によって鶏籠山の山頂に築かれた山城を起源とし、江戸時代の寛文12年(1672年)に播磨龍野藩の初代藩主・脇坂安政が山麓に平山城を築きました。現在は資料に基づいて本丸御殿、隅櫓、多聞櫓、埋門が再建されており、白壁の建物が周囲の山の緑と調和した「播磨の小京都」にふさわしい優美な姿を見せています。入場無料で城内を見学できるのが嬉しいポイントで、重要伝統的建造物群保存地区にも指定された城下町と合わせて散策を楽しめます。赤穂市から車で約40分、姫路市からは約30分でアクセスでき、春には「一目3000本」と称される桜並木も見事です。

📖 この記事でわかること
  • 無料駐車場の場所・台数(かどめ公園・龍野公園)
  • 有料駐車場(市営・300円)の場所と料金
  • 龍野城の見どころ・本丸御殿・所要時間
  • 桜・紅葉の見頃と城下町グルメ情報
目次

龍野城の見どころ(本丸御殿と復元建造物)

龍野城の本丸御殿は昭和54年(1979年)に再建された入母屋造・瓦葺きの平屋建てで、優美な大屋根が印象的です。御殿の復元は全国的にも珍しく、城郭ファンにとって貴重な見学スポットとなっています。内部も無料で見学でき、上段の間・下段の間が設けられた畳敷きの広間からは庭園と周囲の緑が眺められ、当時の藩主の暮らしに思いを馳せることができますね。白壁の建物が周囲の山の緑と調和した美しい景観は、写真映えする撮影スポットとしても人気です。

なお、本丸御殿の建物内を利用する場合は事前にたつの市都市計画課(0791-64-3164)への使用許可申請が必要で、飲食・飲酒は禁止となっています。

本丸を取り囲むように隅櫓多聞櫓埋門(うずみもん)なども復元・整備されています。埋門は敵が攻め込んできた際に門を土砂で埋めてしまう仕組みが特徴的で、石段を上がった先にある門構えは城の防御力の高さを物語っています。打込み接ぎの石垣や角の算木積みが美しく、城郭全体はコンパクトながらもよく手入れされており、30分〜1時間ほどで一通り見て回ることができます。

敷地内には「たつの市立龍野歴史文化資料館」も併設されており、龍野藩の歴史や脇坂家ゆかりの品々、龍野の文化を学ぶことができます。入館料は一般200円・小中高生100円で、城と合わせて見学すると理解が深まりますよ。

龍野城の歴史

龍野城の歴史は、室町時代の明応8年(1499年)に赤松村秀が鶏籠山の山頂に山城を築いたことに始まります。赤松氏は播磨の名門武家で、上郡町の白旗城跡でも知られる赤松円心の子孫にあたります。戦国時代には龍野赤松氏がこの山城を拠点として播磨西部を支配しましたが、天正5年(1577年)に羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)の播磨攻めにより開城。その後は蜂須賀正勝、福島正則、木下勝俊など、名だたる戦国大名が城主を務めました。

江戸時代に入ると、寛文12年(1672年)に信濃飯田藩から転封してきた脇坂安政が山麓に平城を築き、以後約200年間にわたって脇坂氏10代が龍野藩5万3千石を治めました。脇坂氏は明治維新まで藩主を務め、龍野は「播磨の小京都」と呼ばれる風情ある城下町として発展しました。明治期に廃城となりましたが、昭和54年(1979年)に本丸御殿や隅櫓が復元され、現在の姿に至っています。

鶏籠山の山城跡

龍野城の背後にそびえる鶏籠山(標高218メートル)の山頂には、室町時代に築かれた山城跡が残っています。本丸裏手から登山道が続いており、片道約30分ほどで山頂に到達できます。山頂の本丸跡には石垣の一部や郭の遺構が残り、かつての山城の姿を偲ぶことができます。約500年前に赤松氏がこの険しい山頂に城を築いた当時の技術力に驚かされますね。

山頂からは龍野の城下町や揖保川の流れ、播磨の山々を見下ろす360度のパノラマが広がります。天気が良ければ瀬戸内海まで見渡せることもあり、体力に余裕があればぜひ足を延ばしてみてください。ただし山道はやや急な箇所もあるので、登山を予定する場合は歩きやすい靴で訪れましょう。

下山は紅葉谷ルートを使って龍野公園方面に降りることもでき、周回コースとして楽しめます。上郡町の白旗城跡(往復3時間の本格登山)とはスケールが異なりますが、龍野城の鶏籠山は手軽に楽しめるプチ山城ハイキングとしておすすめです。

聚遠亭と周辺の文化財

龍野城から徒歩約5分の場所にある「聚遠亭(しゅうえんてい)」は、龍野藩主脇坂家の別邸跡で、国の登録有形文化財に指定されています。茶室は享保年間(1716~1735年)に建てられたと伝えられ、紅葉の美しい庭園と池を配した風雅な佇まいが印象的です。中でも御涼所(おすずみしょ)は数寄屋造りの趣深い建物で、当時の抜け穴の跡も見ることができる珍しいスポットです。入場無料で庭園の散策を楽しめるので、龍野城と合わせてぜひ訪れてみてください。

周辺にはほかにも、童謡「赤とんぼ」の作詞者・三木露風の生家(入場無料・月曜休館)、武家屋敷資料館旧脇坂屋敷など、江戸時代から明治にかけての歴史建造物が点在しています。それぞれが徒歩圏内にあるため、城下町散策の途中で気軽に立ち寄れるのが嬉しいですね。たつの市観光振興課で配布している散策マップを手に、のんびりと歩いてみてはいかがでしょうか。

御城印

龍野城の御城印は、城の西側にある「龍野観光売店 蔵あかね・たつの観光案内所」で購入できます。1枚400円で、龍野城の美しいデザインが施されています。お城巡りの記念として集めている方も多い御城印は、龍野城訪問の良いお土産になりますね。蔵あかねでは龍野の特産品やお土産、うすくち醤油関連の商品も販売されているので、立ち寄ってみてください。

城下町散策

龍野城周辺は「播磨の小京都」と称される風情ある城下町が広がっています。白壁の武家屋敷や醤油蔵が建ち並ぶ町並みは、タイムスリップしたかのような趣があり、重要伝統的建造物群保存地区にも指定されています。醤油の香りが漂う路地を歩くと、たつの市がうすくち醤油発祥の地であることを実感できます。

城下町のグルメスポット

城下町のグルメスポットも充実しています。食べ歩きしながらの散策も楽しいですよ。

  • カタリモ — 天然酵母パンが人気のベーカリー
  • おまめや — 素材にこだわったスイーツのお店
  • いちわ — 撫保乃糸の龍の夢パスタが絶品
  • 石井製パン — ハード系パン好きなら外せない名店
  • いがはら — 激安の唐揚げ弁当が人気

ガイドサービスと散策のコツ

龍野ふるさとガイド」の予約制ガイドサービス(利用日の2週間前までに申込)を利用すれば、地元ガイドならではの興味深いエピソードを聞くことができます。歴史好きな方はぜひ活用してみてください。

ほとんどの施設が16時頃に閉館するため、城下町をじっくり回りたい方は13時〜14時頃までに到着しておくことをおすすめします。

桜と紅葉の名所

龍野城と龍野公園は、春の桜と秋の紅葉の名所として知られています。特に春は「一目3000本」と称される桜並木が見事で、毎年4月上旬には「龍野さくら祭」が開催されます。2026年は3月20日〜4月7日頃が桜の見頃で、龍野公園とその周辺でイベントが予定されています。城下町全体が華やかな雰囲気に包まれ、お花見と歴史散策を同時に楽しめる絶好のシーズンです。

秋の紅葉シーズン(11月中旬〜12月上旬)は、紅葉谷を中心に色鮮やかな紅葉が楽しめます。龍野城の白壁と紅葉のコントラストは絵画のような美しさで、写真撮影にも最適です。紅葉谷から鶏籠山への登山道を組み合わせた散策コースは、秋の龍野を満喫できるおすすめルートです。

アクセス・駐車場

Q. 龍野城の無料駐車場は?
龍野城に最も近い無料駐車場は龍野公園駐車場(徒歩約5分)です。城隣接の資料館共有駐車場(10台)は満車になりやすいため、城下町散策を含む場合は龍野公園駐車場またはかどめ公園駐車場(徒歩約10分)がおすすめです。

龍野城はJR姫新線「本竜野駅」から徒歩約20分、龍野の城下町エリアに位置しています。駅前の観光案内所でレンタサイクルを借りれば、城下町をより効率的に巡ることもできますね。

車でのアクセス

  • 山陽自動車道「龍野IC」から北へ約7分
  • 太子龍野バイパス・姫路バイパス経由で姫路市内から約30分
  • 赤穂方面から国道2号線経由で約40分

公共交通機関でのアクセス

  • JR姫新線「本竜野駅」から徒歩約20分
  • 神姫バス:JR網干駅から山崎行き乗車→「龍野橋」バス停下車→徒歩約5分で埋門到着

駐車場情報(無料・有料)

城下町エリアは道幅が狭いため、龍野公園またはかどめ公園の無料駐車場に停めて徒歩で散策するのが基本スタイルです。桜シーズン(4月上旬)や紅葉シーズン(11月中旬)は混雑するため、早めの到着をおすすめします。

駐車場名料金城まで備考
城隣接(資料館共有)無料徒歩1分10台・休日は満車になりやすい
龍野公園駐車場無料徒歩5分イベント時のみ有料化の場合あり
かどめ公園駐車場無料徒歩10分城下町散策にも便利
市営駐車場(下川原)普通車300円/24h徒歩8分大型車1,000円。前払い式
詳細はたつの市の駐車場情報もご参照ください。

まとめ

龍野城は入場無料でありながら、復元された本丸御殿や隅櫓の美しさが見事で、十分に見応えのあるスポットです。御殿の内部まで見学できるのは全国的にも珍しく、城郭ファンにも満足度が高いでしょう。城下町全体が歴史的な雰囲気を残しており、城と町を合わせて散策すると播磨の歴史をたっぷり感じることができます。

良い点

  • 入場無料で本丸御殿の内部まで見学可能
  • 城下町全体が重伝建に指定された美しい町並み
  • 無料駐車場あり(かどめ公園・龍野公園)
  • 石垣や復元建造物の状態が良好
  • 聚遠亭や三木露風生家など周辺の文化財も充実
  • 龍野ふるさとガイドが利用可能
  • 御城印も購入できる
  • 桜と紅葉の名所

注意点

  • 本竜野駅から徒歩20分とやや離れているため車がおすすめ
  • 城下町を含めてじっくり回ると3〜4時間かかる
  • 休城日は月曜日(祝日の場合翌日)と年末年始(12/29〜1/3)
  • 城隣接の駐車場は10台と少ないので、かどめ公園駐車場の利用が無難
  • 施設の多くが16時に閉館するため、早めの到着がおすすめ

龍野城を訪れたら、近くのそうめんの里でにゅうめんを楽しんだり、入館料わずか10円のうすくち龍野醤油資料館を見学したりするのもおすすめです。室津で冬の牡蠣グルメを楽しんだり、高速をご利用の方は龍野西サービスエリアで塩大福を購入するのもお忘れなく。夏なら佐用町の南光ひまわり畑まで足を延ばして約74万本のひまわり鑑賞も素敵です。相生方面なら道の駅あいおい白龍城の天然温泉で一日の疲れを癒すのもおすすめです。赤穂方面の方は赤穂市の無料駐車場を参考に、赤穂観光も楽しんでみてはいかがでしょうか。

おすすめ度

見応え・スケール★★★★☆
アクセスのしやすさ★★★☆☆
周辺の観光充実度★★★★★
コストパフォーマンス★★★★★
写真映え★★★★☆
総合おすすめ度:★★★★☆(4.2/5)

施設情報

龍野城下町の散策後に海沿いをドライブするなら、道の駅みつで瀬戸内海の絶景と海鮮ランチを楽しむのがおすすめです。

住所兵庫県たつの市龍野町上霞城128-3
電話番号0791-64-3164(たつの市都市計画課)
開城時間8:30〜17:00(月曜休城)
休城日月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/29〜1/3)
入場料無料
御城印400円(龍野観光売店 蔵あかね・たつの観光案内所にて販売)
滞在目安城のみ30〜60分 / 城下町込み3〜4時間
駐車場城隣接10台+かどめ公園・龍野公園駐車場(いずれも無料)
公式サイトたつの市公式サイト

※あくまでも記事作成時点の情報です。開城時間等は変更されることがあるので、最新情報はたつの市公式サイトをご確認ください。

よくある質問(FAQ)

Q 龍野城の入場料はいくらですか?
龍野城は入場無料です。本丸御殿の内部も無料で見学できます。隣接する龍野歴史文化資料館は一般200円・小中高生100円です。
Q 龍野城の駐車場はありますか?
城隣接の駐車場(10台・無料)がありますが台数が少ないため、かどめ公園駐車場や龍野公園駐車場(いずれも無料)の利用がおすすめです。市営下川原駐車場は24時間300円で利用できます。
Q 龍野城の休城日はいつですか?
月曜日が休城日です(祝日の場合は翌日)。年末年始(12月29日〜1月3日)も休城となります。開城時間は8:30〜17:00です。
Q 龍野城の御城印はどこで買えますか?
龍野城の西側にある「龍野観光売店 蔵あかね・たつの観光案内所」で1枚400円で購入できます。龍野の特産品やお土産も販売されています。
Q 龍野城の見学にどのくらい時間がかかりますか?
城のみなら30分〜1時間程度です。城下町散策(聚遠亭、三木露風生家、グルメスポット等)を含めると3〜4時間が目安です。鶏籠山の山城跡まで登る場合はさらに1時間ほど追加してください。
✍️ この記事を書いた人
はりまっぷ編集長
はりまっぷ
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播磨エリアと神戸の2拠点生活。家族と週末ドライブ・外食・旅行を繰り返しながら、「実際どうだったか」を正直にレポートしています。現地に足を運んだ体験だけを記事にすることをポリシーにしています。

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